この記事の結論
- AIコールセンターは、電話の用件がある程度決まっている業界なら、業界を問わず使えます。
- 用件の聞き取り、決まった内容の案内、受付完了のSMS、要約のメール報告、急ぎの電話の転送、用件ごとの振り分けという基本の仕組みは、どの業界でも同じです。
- 聞き取る項目、答える情報、人につなぐ用件などは、業界と会社の目的に合わせて決められます。打ち合わせのあとにデモをお作りするので、導入前に試せます。
「AIコールセンターは大きなコールセンターのためのもの」「うちの業界では使えないのでは」。そう考えている方も多いかもしれません。実際には、電話に出られない時間がある、同じ質問が多いといった悩みは、業界や会社の規模を問わず共通しています。
この記事では、AIコールセンターがどの業界でも使える理由と、業界別の活用例、向いている電話・向いていない電話の特徴を紹介します。
どの業界でも共通してできること
- 24時間365日の受付:営業時間外や休日、手が離せないときの電話をAIが受ける
- 用件の聞き取り:名前、連絡先、用件などを会話の中で聞き取る
- 決まった内容の案内:営業時間や場所など、用意した情報をもとに答える
- 受付完了のSMS:通話中に、受け付けたことをSMSでお知らせする
- 要約のメール報告:受付内容を要約して、担当者にメールで届ける
- 急ぎの電話の転送:決めた用件は担当者の携帯へすぐに転送する
- 用件ごとの振り分け:話した内容から用件を判断し、決めた担当者・担当部署へ報告する
- 多言語での聞き取り:105ヶ国語で聞き取り、日本語に要約する
- 今の電話番号のまま:番号を変えずに、時間帯によってAIと人を切り替えられる
業界別の活用例
基本の仕組みは同じでも、業界によって「よくある電話」と「人が行うこと」が変わります。
| 業界 | よくある電話 | AIが行うこと | 人が行うこと |
|---|---|---|---|
| 賃貸管理会社 | 騒音・駐車・設備の故障、漏水などの緊急の連絡 | 聞き取りと案内、受付完了のSMS、緊急時は担当者へ転送 | 注意文の配布、業者の手配、緊急対応 |
| 飲食店 | 予約、営業時間や場所の確認、当日の遅刻・キャンセル | 予約の希望の聞き取り、よくある質問への回答 | 空きの確認と予約の確定、アレルギーや貸切の相談 |
| クリニック・治療院 | 予約・変更・キャンセル、診療時間の確認 | 予約の希望の聞き取り、診療時間の案内 | 予約の確定、症状についての相談(医療の判断はAIでは行わない) |
| 美容室・サロン | 予約・変更、メニューや料金の確認 | 予約の希望の聞き取り、用意した情報の案内 | 予約の確定、施術内容の相談 |
| 工務店・リフォーム | 見積もりの相談、工事中の連絡、急ぎの修理 | 用件と折り返し希望の聞き取り、急ぎは担当者へ転送 | 見積もり、現地調査 |
| 士業の事務所 | 相談の予約、営業時間の確認 | 相談の希望と連絡先の聞き取り | 相談内容の判断、日程の確定 |
| 通販・EC | 注文や配送の問い合わせ | 注文者名や問い合わせ内容の聞き取り、要約の報告 | 注文状況の確認、返品・交換の判断 |
| 個人事業主 | 新しい依頼、問い合わせ、営業の電話 | 用件の聞き取りと要約の報告 | 優先順位をつけて折り返す |
目的に合わせて変えられること
基本の仕組みは同じでも、受付の中身は業界と会社の目的に合わせて決められます。特に大事なのは、最初の3つです。
- 聞き取る項目:予約なら日時と人数、修理なら場所と症状、のように業界ごとに変える
- 答える情報:営業時間、場所、メニュー、対応エリアなど、会社が用意した情報だけを使う
- 人につなぐ用件:緊急の連絡、判断が必要な相談など、すぐに人が対応すべき用件と、報告する担当部署・担当者の順番を決める
- AIで受ける時間帯:営業時間外だけ、手が離せない時間だけなど、今の電話番号のまま切り替える
- 名乗り方と話し方:会社名の名乗り方や言葉づかいを、会社の方針に合わせる
- 報告の届け先:受付の要約メールを、どの担当者に届けるかを決める
GRITYでは、打ち合わせでこれらを業界と会社の目的に合わせて決め、AIの話し方やルール(プロンプト)として設計します。打ち合わせのあとにデモをお作りするので、実際に電話をかけて試してから導入を決められます。
AIコールセンターに向いている電話の特徴
| こんな電話なら | AIに |
|---|---|
| 営業時間外や休日、手が離せないときにかかってくる | 向いている |
| 予約・受付・問い合わせなど、用件の種類がある程度決まっている | 向いている |
| 営業時間や場所など、同じ質問がくり返される | 向いている |
| 外国語の電話がかかってくる | 向いている |
| 1件ごとに専門的な判断や交渉が必要 | 受付まではAI、判断は人が行う |
| 電話がほとんど鳴らない | 今のままで十分な場合が多い |
業界別の詳しい記事
- 賃貸管理会社向けAIコールセンター:夜間・休日の入居者対応、騒音・駐車・緊急時の引き継ぎ
- 飲食店の予約電話をAIで受ける方法:予約の受付と確定の分け方
- 個人事業主がAI電話を使うときのポイント:留守番電話・電話代行との違い
- クリニック・治療院の電話をAIで受ける方法:予約の受付と、医療の判断をしないための設計
- 美容室・サロンの予約電話をAIで受ける方法:施術中の電話とネット予約との使い分け
- 工務店・リフォーム会社の電話をAIで受ける方法:見積もり相談と急ぎの修理の受け方
- 自動音声(IVR)とAI電話の違い:業界を問わず、今の自動音声からの切り替えを考えている方へ
- AI電話は言葉の意図をどこまで読み取れる?:「結構です」の聞き分けと、用件の振り分けのしくみ
まとめ
- AIコールセンターは、電話の用件がある程度決まっている業界なら、業界や会社の規模を問わず使えます。
- 聞き取り、案内、SMS、要約のメール、急ぎの転送という基本の仕組みは、どの業界でも同じです。
- 聞き取る項目、答える情報、人につなぐ用件などを目的に合わせて決めれば、その業界と会社に合った受付になります。導入前にデモで試せます。
どの業界でも、まずは今の電話の内訳から一緒に整理します。
GRITYは、業界を問わず、全国の事業者向けにAIコールセンターを構築・運営しています。今の電話番号のまま、営業時間外だけAIで受けるといった始め方もできます。全国どこでも、訪問での打ち合わせに伺います。伺ったお話をもとに目的に合わせたデモをお作りし、実際に電話をかけて試していただけます。
