- ピーク時や営業時間外にかかってくる予約・問い合わせの電話は、AI電話で受け付ければ取りこぼしを減らせます。
- AIが予約の希望(日時・人数・名前・連絡先)を聞き取って内容をメールでお店に届け、お客さまには受付完了をSMSで知らせます。予約の確定は、お店が確認して連絡する形にすると安全です。
- 営業時間や場所などのよくある質問はAIが答え、アレルギーや貸切など判断が必要な相談はお店につなぐよう、導入前に決めておきます。
「ピーク時に電話が鳴っても出られない」「仕込み中や閉店後の電話を取り逃している」。少人数で回している飲食店では、電話に出られないこと自体が、予約の機会を逃す原因になります。
この記事では、飲食店の電話をAIで受け付ける場合に、何を任せられて、何をお店が行うべきかを整理します。向いているお店・向いていないお店の目安もまとめました。
飲食店の電話で起きがちなこと
- ピーク時に出られない:調理や接客の手が離せず、鳴っている電話をそのままにしてしまう
- 営業時間外の電話:仕込み中、定休日、閉店後にも予約の電話はかかってくる
- 同じ質問のくり返し:営業時間、場所、駐車場、支払い方法など、毎回同じことを答えている
- 外国語の電話:観光客からの予約の電話に、うまく対応できない
どれも、電話に出られる人が足りないことが原因です。電話のためだけに人を増やすのは難しいため、受付の部分だけをAIに任せる方法があります。
AIに任せること、お店が行うこと
| 電話の用件 | AIが行うこと | お店が行うこと |
|---|---|---|
| 予約したい | 日時・人数・名前・連絡先を聞き取り、メールでお店に届ける。お客さまに受付完了をSMSで知らせる | 空きを確認して、お客さまに確定の連絡をする |
| 営業時間・場所・駐車場 | お店が用意した情報をもとに答える | 情報が変わったら更新する |
| 今日の予約に遅れる・キャンセルしたい | 名前と内容を聞き取り、メールでお店に届ける | 内容を確認して席を調整する |
| アレルギー・貸切・団体の相談 | 用件と連絡先を聞き取り、お店から折り返すと伝える | 内容を確認して折り返す |
| 外国語の電話 | 105ヶ国語で聞き取り、日本語に要約してメールで届ける | 内容を確認して対応する |
AI電話との会話の例(予約)
お電話ありがとうございます。◯◯食堂です。AIがご予約とお問い合わせを承ります。
今週の土曜日、夜7時から4人で予約したいんですが。
土曜日の19時から4名さまですね。お名前と、ご連絡先のお電話番号を教えていただけますか。
山田です。この番号で大丈夫です。
ありがとうございます。ご予約のご希望を承りました。お店で空きを確認し、改めてご連絡いたします。受付完了のお知らせを、ただいまSMSでお送りしました。
※ 店名・名前は架空の例です。
予約は「受付」と「確定」を分けると安全
AIが予約の希望を聞き取っても、その場で「ご予約を確定しました」と伝えると、席が埋まっていた場合に二重予約になるおそれがあります。AIは受付までを行い、確定はお店が空きを確認してから連絡する形にすると安全です。
予約台帳や予約システムに自動で登録したい場合は、連携できるかを事前に確認しましょう。GRITYでは、一部のシステムとのAPI連携に有料で対応しています。
営業中と営業時間外で、受け方を変えられる
今の電話番号のまま、時間帯によって受け方を変えられます。たとえば次のような分け方です。
- 営業時間外・定休日:すべての電話をAIが受け付ける
- ピーク時:AIが受け付け、当日の急ぎの連絡だけお店に転送する
- 手が空いている時間:これまでどおりお店で電話に出る
導入前に決めておくこと
- AIが答える情報(営業時間、定休日、住所、駐車場、支払い方法など)
- 予約のときに聞き取る項目(日時、人数、名前、連絡先、席の希望など)
- お店につなぐ用件と、つなぐ時間帯
- 受付完了のSMSに書く内容
- 受付の要約メールを、誰がいつ確認するか
費用の考え方
GRITYのAIコールセンターは、月額基本料2万円(税抜)に、通話時間に応じた料金が加わります。初期費用は、お打ち合わせの際にご案内します。時期によってはキャンペーンも行っていますので、お気軽にご相談ください。
導入するかどうかは、「電話に出られずに逃している予約が、月にどれくらいあるか」と比べて考えるのがおすすめです。まずは1〜2週間、出られなかった電話の件数を記録してみると判断しやすくなります。
向いているお店、向いていないお店
| こんなお店なら | AI電話は |
|---|---|
| 少人数で回していて、ピーク時に電話に出られないことが多い | 向いている |
| 営業時間外や定休日にも予約の電話がかかってくる | 向いている |
| 観光地にあり、外国語の電話が多い | 向いている |
| 電話がほとんど鳴らず、予約はネットが中心 | 今のままで十分な場合が多い |
| 電話の多くが、コース内容や食材の細かい相談 | AIでは答えにくいため、人の対応が中心になる |
まとめ
- ピーク時や営業時間外の電話をAIが受け付ければ、予約の取りこぼしを減らせます。
- AIは予約の希望を聞き取ってメールで届け、確定はお店が連絡する形にすると安全です。
- よくある質問はAIが答え、判断が必要な相談はお店につなぐよう、導入前に決めておきましょう。
出られなかった電話の件数から、一緒に整理しませんか。
GRITYは、全国の飲食店・事業者向けにAIコールセンターを構築・運営しています。今の電話番号のまま、営業時間外だけAIで受けるといった始め方もご相談いただけます。全国どこでも、訪問での打ち合わせに伺います。伺ったお話をもとに目的に合わせたデモをお作りし、実際に電話をかけて試していただけます。
